金利の知識(消費者金融過払い金請求の基礎知識)

金利の知識

 

金利の知識

金利とは、債権や預貯金の利率、またその他の金融商品の利回りの事です。

借入したお金を返済していく際に、同じ元金と同じ利率でも、返済期間や計算方法により総支払金額が大きく変わって参ります。

ローン返済で重要なのは自分でお金を管理することなので、その為にも金利の計算等、仕組みについて理解しておくことが賢明です。

一括返済であればその返済期日までの利息計算で事は済みますが、分割返済にはいろいろな方式があります
ここでは、それぞれの特徴を他の返済方式と比較しながらご紹介致します。

どの返済方式でローンを組むのかは、各金融業者や金融機関、そして債権の内容によって異なりますがいろいろな返済方式を知り、ご自分に合った返済計画案のお役に立てて下さい。

金利の計算方法には、「自由返済方式・元金自由返済方式」「残高スライドリボルビング方式」「アドオン方式と実質年利率」等があります。

それぞれ計算方法などが異なりますので、どの金利計算方法なのかなどをきちんと見てから契約や手続きを行うようにしましょう。


残高スライドリボルビング方式とは、借入残高によって、利息を含む定額の返済額が多くなったり少なくなったりする返済方式です。

融資契約額内で借入れの残高が増えたとしても、それに応じて自動的に返済金額が変わる仕組みに成っており、多くの金融業者ではこの返済方式を採用しております。

また、借入残高に応じた支払金額を希望する方に適した返済方式です。

残高スライドリボルビング方式の中には、残高スライド“元金定額”“元利定額”“元利定率”リボルビング方式がありますので、簡単に紹介します。

<残高スライド元金定率リボルビング方式>

借入残高によって、定率が見直されます。
(元金に対するあらかじめ決まった定率(元金充当率)の金額と、借入残高に対する利息を返済する方式です。)

<残高スライド元利定額リボルビング方式>

借入残高によって、利息額を含む定額が見直されます。

(元金と借入残高にたいする利息を毎回一定額で返済する方式で、毎月の支払額は一定ですが、元金と利息の充当割合が変わります。)

<残高スライド元金定額リボルビング方式>

 借入残高に応じて、元金充当額が見直されます。
 (毎回一定額の元金と借入残高に対する利息を返済する方式です。)

リボルビング方式とは、『リボ払い』とよばれており、返済期間や回数は決めず一定のルール(支払額、返済日等)に従って支払いをする返済方式です。

クレジットカードで買い物をした際の返済方法として、採用されています。

リボルビング方式の中には、“元金定率”リボルビング方式、“元利定額”リボルビング方式、“元金定額”リボルビング方式がありますので、簡単にご紹介致します。

<元金定率リボルビング方式>

 借入元金に対してあらかじめ決まった定率(元金充当率)の金額と借入残高に対する利息金を返済する方式で、借入残高が減れば返済額が少なくなってきます。

<元利定額リボルビング方式>

 借入元金と借入残高に対する利息金を毎月一定額で返済する方式で、毎回の支払額は変わりませんが、元金充当部分と利息充当部分の割合が変わってきます。その為なかなか元金は減りません。

<元金定額リボルビング方式>

 毎月一定額の元金と借入残高に対する利息金を返済する方式です。借入残高が減れば支払金額も少なくなってきます。

※“リボルビング”とは融資を受けて、その元金が完済しなくても約定の一定限度までなら借入残高に関わらず繰り返し融資を受ける事が可能な方式です。


元利均等返済方式とは、返済期間を決めその間の返済金額を、毎回一定に設定して返済をしていく方法です。

毎回の返済額を返済期間中一定になるようにした支払方法ですので、支払い当初の返済金のほとんどは利息部分に充当されます。つまり、支払金額は定額で元金充当分と利息充当分が変わる方式です。

元金均等返済方式に比べて、比較的返済額が少なく、安定した返済が可能というメリットから、住宅などの高額ローンを組む際には適していると思われます。

但し、元金がなかなか減らない為、利息負担が大きくなってしまいます。


元金均等返済方法とは、元金分を確実に返済していく方法で、返済期間を決めた後、元金部分を返済回数で割り均等額を決めます。利息部分については借入金の残高に対して利息計算をし、この合計金額を毎回支払う方式です。

返済する度、確実に元金部分を返済していくので、総支払金額が元利均等方式と比べて少なく済みます。

アドオン方式とは、単純に元金とそれに対する利息金額を足した合計金額を返済回数で割り、その金額を毎回支払う方法です。

一見すると利息負担が軽くて済むように思われますが、当初の元金を基に利息計算をしている為、毎回返済をして元金が減っているのに、利息部分は元々の借入額にたいしての利息計算で算出された金額のままなのです。

これにより、実質年利率(一年間に発生する利息の割合)が高くなってしまうという問題点のある返済方法です。

金利の計算をする時には、最低限の知識が必要です。ここでは基本的な用語や計算方法をご紹介致します。

金利を計算する場合、“日歩”“月利”“年利”等、機関に対する単位で、借入元金に対する利息金の割合を算出することが出来ます。

各算出方法で計算すると、同じ金利でも見た目の数字がかなり違っております。

『年利18% 月利1.5% 日歩0.04%』

この数字、実は同じ割合なのです。

年利を12(ケ月)で割ると月利(げつり)、1カ月の利息の割合になり、年利を365(日)で割ると日歩(ひぶ)1日の利息の割合となります。

契約書に金利を明記してある箇所に“年利”“年率”等と書かれているのを見た事や、契約の際に説明を受けた事がありませんか?

現在法律では【年利計算】での開示が定められておりますが、稀に“月利”“月率”での表記だけを見て『利率1.5%!!! 低い!!』と思い、後になって『年利18%だった』と、なんだか騙された感覚に陥られる方がいらっしゃいます。

お申し込みや契約をする際には、面倒くさい…などと思わずに、きちんと説明を聞き、ご自分の目で契約の内容を確かめる必要があります。

金融業者との間で借り入れ契約をした場合の多くは年利で規定され、単利(元金に対してのみ利息をつける計算方法)の日割り計算で、利息金を算出します。

元金×利率(%)÷356×借入日数=金利

例・借入金50万円、年利18%、30日間借入した場合

500000×18%÷365×30=7392

金利は、7,392円と算出されます。ちなみに、1日当たりの利息金は246.4円です。

余談ですが、ヤミ金融等悪徳金融業者では、元金と利息の合計金額に対して利息をつける計算方法の複利計算で融資をしている場合が多くあります。

通常、複利は定期預金等の積立に採用され、本来“預けた元金”を増やす目的の計算方式ですから、それを“借入した元金”と考えると・・・借金は雪だるま式に増えてしまいます。

ヤミ金融や悪徳金融業者に騙されないよう、金利の計算方法には細心の注意を持ってローン契約をして下さい。


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